2009年11月21日土曜日

マイホーム購入の自己資金


不動産の購入資金と購入費用に充てられる現金の事を自己資金と言います。
(その中で購入資金に充てるものを頭金と表現します。)

自己資金はどれだけ必要か?
 自己資金は多いに越した事はありませんが、手持ちの資金を全部購入費用に充てると、万が一の時に困ってしまします。残すべき資金は残しておきましょう。
さて、では理想を申し上げますと、購入金額の30〜40%以上です。(諸費用が10〜20%、頭金20%以上として計算)

その理由は住宅ローンを借りる時に保証会社の審査を受け承諾が得られれば保証料を払って借入を行うのですが、その保証料が借入比率で異なる場合があります。貸す方もリスクがありますので、そのリスクの高低で保証料の利率を変えているのです。
例えば購入金額の80%以内の借入なら借入金額の2%、80%を超えて100%以内なら同2.5%、100%を超える場合は同4%というように借入者が負担する保証料が異なるのです。借入比率が高くなるほど費用が増えますので出来るだけ80%以下に抑えたいところです。(保証料の利率は保証会社によって異なります。)

今では100%借りる事が当たり前のような広告が目立ちますが、地道にこつこつと自己資金を貯める事は決して無駄にならないわけです。

次に自己資金を増やす方法として、親や祖父母から住宅資金の贈与を受ける方法があります。
平成21年の税制改正で平成21年1月1日から平成22年12月31日までの間に住宅資金の贈与を受けたときに500万円までは贈与税が非課税になりました。
但し受けられる住宅に条件(床面積が登記簿で50平方メートル以上の新築又は一定の条件を満たす中古住宅など)があります。

最後にもう一つ自己資金を増やす方法です。
相続財産を事前に受け取って、相続が発生したときに精算するので贈与税を課税しない「相続時精算課税制度」を利用すると最大で3,500万円の住宅購入資金を親から貰う事が出来ます。


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